良い婦人服作りに欠かせない「パターン」とは 【ピーコンポのこだわり】
1. はじめに
こんにちは。
ピーコンポでミセス世代向けの婦人服通販サイトを運営している笹木です。
ピーコンポでは、1987年の創業以来、「生地」「パターン」「裁断・縫製」の3つの要素にこだわりをもって、上質なレディースカットソーを作り続けてきました。
今回は、良い洋服作りに必要不可欠な「パターン」について解説していきます。
2. パターンとは
「パターン」は良い洋服作りに欠かせない要素の一つですが、意味を知らない人も多いのではないでしょうか。
パターンとは、洋服の設計図つまり、型紙のことです。
体型がきれいに見えたり、着心地が良くなるように作られます。
せっかく一流のデザイナーさんが作った素晴らしいデザインでも、上質な素材の生地を使っても、パターンが良くないと意味がなくなってしまいます。
パターン作りが、いかに大切な工程かおわかりいただけたのではないでしょうか。
2.1 ピーコンポのパターン
ピーコンポでは、熟練のパタンナー(パターンを作る人)がオリジナルで500種類以上のパターンを作成しています。
30年以上の間、ミセス世代の衣類に特化しているため、好みやスタイルを熟知しています。
同じ大人服でも、年代に合わせたパターンを作ることが大切です。
また、商品や生地の特性に合わせて修正・微調整を行っており、オーダーメイドで作られるオートクチュールを錯覚させるような仕上がりになっています。
3. パターン制作方法
「パターン」は良い洋服作りに欠かせない要素の一つとお伝えしましたが、どうやって制作しているのでしょうか。
パターンの制作方法には、主に「平面裁断」と「立体裁断」の2種類あります。
ピーコンポでは、手間のかかる「立体裁断」を採用しています。
ここでは、「平面裁断」と「立体裁断」についてどのような特徴があるのか、メリット・デメリットを解説していくので、ご覧ください。
3.1 平面裁断
平面裁断は、紙にパターン(型紙)を引き、裁断して制作する方法です。
数式に基づいて寸法を決めていくので、初心者や大量生産に向いており、現在、日本のアパレル企業で多く取り入れられている作り方です。
メリット:パターンの仕上がりが安定しており、サイズによってパターンを変えることが簡単な点。
デメリット:新しい素材やデザインが出た時に対応しにくい点。ドレープ(布を垂らしたときにできる自然なヒダ)やゆとり感など、衣服が完成したときのイメージが想像しづらい点。
3.2 立体裁断
立体裁断は、ボディ(洋裁で使う人体模型)にあててシルエットをとり、パターン(型紙)を作っていく方法です。
立体裁断はドレーピングとも呼ばれています。
メリット:紙の上では見つけにくいカーブなどのラインを見つけることができるという点。体型にフィットさせる衣服や特殊な素材の衣服にも向いている点。
デメリット:大量量産するためには、立体裁断したパターンも平面に修正し直す必要がある点。型紙にばらつきが出やすく、パタンナーの力量によるところが大きい点。
3.3 ピーコンポでのパターン作成方法
ピーコンポでは、熟練のパタンナーが、ミセス世代に特化したパターンを「立体裁断」の方法で作り続けています。
手間はかかりますが、どんな素材の洋服にもフィット感を表現できるため、「立体裁断」にこだわり続けています。
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ピーコンポでは、全品送料無料でお届けしています。
ぜひ1着からでも手にとっていただければ嬉しいです!
操作方法がわからない場合は、お電話での注文も承っております。
詳しくはご購入ガイドをご覧くださいませ。
4. おわりに
今回は、良い婦人服作りに欠かせない「パターン」について解説いたしました。
常に身につけている洋服。
より自分に合ったものを探してみてはいかがでしょうか。
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